なぜ「和訳しないで語順で読む」ことが英会話上達の近道なのか
こんにちは
語順読みで洋書読破
講師 Michiです。
今日の記事は、
以前に投稿したものの再掲載です。
今日は、このblogのメインタイトルでもある
「語順読み」と「英会話上達」が、
どうつながるのかを、
説明していきたいと思います。
ちょっと 長いかもですが、
どうぞお付き合いください。
以前、
英語は「前のめりなコトバ」
という記事を投稿しましたが↓
この、日本語とは異なる
「前のめり」感覚 は、
いきなり「会話」から始めるよりも
「文章を読む」ことからの方が
うんと理解しやすいのです。
日本語と違う「前のめり」感覚とは、
一番簡単な例を挙げてみますと、
I have a pen.
これを和訳すると、
「私はペンを持っています。」
ですが、
和訳しないで英語の語順で読む と
“私は 持っています ペンを”
となります。
これを、「Aさんが発言して
Bさんが聞いている」としましょう。
そして、Bさんが相槌を打つところを
想像してみてください。
日本語で発言すると
A「わたしは」→B「はい」
A「ペンを」→B「はい」
A「持っています」→B「ふーん」
って感じです。
一方英語の順番で発言すると
A「私は」→B「はい」
A「持っています」→B「え?何を?」
A「ペンを」→B「ああ!ペン、ね!」
となります。
ペンを持っていることを知ったくらいでは
最後は「ふーん」となるかもしれませんが(笑)、
途中の、「え?何を?」という
膝を乗り出す感じ、
これが、英語の「前のめり」感覚です。
この例ですと、一方からだけの発言ですが、
聞き手の「前のめり」感、
感じていただけますでしょうか。
英語の基本は全部コレだけです。
この前のめりな姿勢で、前から順番に読んでいけば、簡単に内容を理解することができます。
(be動詞は、前後をイコールで結ぶものですので、少し違うパターンですが、それでも、前から順番に読んでいけばいいのです)
長文読解で苦労している人、
また、過去に苦労をした思い出のある人には、
ちょっと信じられないかもしれませんが、
本当です。
カンマで括ってあったり、thatの後に、前文と全く関係ないような文章が出てくるような、長い一文の場合でも通用するのか、また、疑問文等、
詳細は、ここで文章にしてしまうと、かえってわかりづらく
「前のめり」のノリの良さをお伝えできないため、
どうしても対面で直接、
ライブ感をもってお伝えしたいところなので、
ぜひ、 無料体験で、
目からウロコを実感していただきたいです。
オンラインで受講可能です。
無料体験では、こういった基本の部分は
全てお教えしておりますので、
カンタンな文章であれば、
それだけで、ご自身で
読めるようになることも、
できるかもしれません。
この、「前のめり感覚」を、
「話すこと」「聞くこと」
からではなく、
じっくりと、自分のペースで読むことによって、
より早く、確実に身に付けることができるのです。
この感覚を身に付けることで、
英語を喋ることが、
怖くなくなるのです。
また、もう一つの理由として
「読む」ということは、当然
知らない単語が出てきますので
辞書を引かなくてはなりません。
(ネイティブとの1対1の英会話教室では、どのようにレッスンが進むのか存じませんが、ただ会話に慣れる、というレッスンであれば、たぶん、自分の知っている単語しか使えないのではないでしょうか)
知らない単語は、自分で辞書をひくしかありません。
これは残念ながらお教えすることができません。
自分で引くことです。
スマホで調べてもいいんです。
同じ単語を何度も調べてもいいんです。
何度も調べているうちに覚えている単語が増えていきます。
増えていくと、読み進めることが楽しくなります。
語順で読めば、英文を楽に読めます。
更に、知っている単語が増えることでますます英文を読むことが楽しくなると、辞書を引くことがおっくうではなくなります。
そうなれば、知っている単語はどんどん増え、
ますます読むことが楽しくなります。
読むことが楽しくなれば、
「英語と日本語の本質的な違い」
が、早く身に付くのと同時に、
英語で会話をするときに、
もし、相手が自分の知らない単語を使ったとき、
辞書を引くような気持ちで、
「その言葉に興味を持って相手に意味を聞く」
ということができるようになります。
ここも、「前のめり」で相手に尋ねるのです。
これができれば、
自分の持っている知識、語彙だけでも、
なんとか喋ることができる、
という自信につながります。
洋書読破を趣味にするのもよし、
英会話につなげていくのもよし、
ぜひ「語順読み」を体験してみてください。