英文を和訳することについて
こんにちは
講師のMichiです。
いろいろな困難がある日々ですが、おうち時間を楽しんでいらっしゃいますか。
イライラしてもどうせ外に出られない、不安に思ってもどうせ終わりは見えない。
だったら今を少しでも楽しく過ごしたいと私は思っています。
中三の子供とは、あまり関わるとお互いストレスで一触即発状況になったりするので、適度に距離を置き、犬猫におしゃべりを聞いてもらったり、食料買い出しのついでにお花を買ってきて飾ったり、もっぱら自分の機嫌をとるようにしています。
さて、今日は英語を勉強するうえで「英文を和訳すること」についての私の考えを少し。
私の英文読み方教室では、英文を前から順番に読んでいく「語順読み」を基本ツールとしており、もともとは、「なるべくきれいに和訳しないで、そのまま読む」という方針で教えていこうと決めていました。
しかし、最初はわかりにくいので、一文ずつ語順で読んでから、きれいな和訳になおして進めることにしていたのです。
そのようにレッスンを進めていくうちに、英語の語順のまま日本語で読んだ後、日本語の文法に即して組み替えてあらためて読むことで、英文の成り立ちと日本文のそれの違いを比較し認識できるため、より理解が深まることに気が付きました。
そして、だいたいの意味を把握して読んでいく速読よりも、当然ですが、ストーリーの中に入り込むことができ、また、翻訳本を読むよりもディテイルが鮮明に立ち上がったり、イディオムやスラングの使い方も頭に残りやすいような気がします。
ということで考えを改め、私の教室では、一文ずつ語順で読んでから、あえてきれいな日本語に翻訳してみることで、ストーリーを楽しみながら、英文の語順に慣れ、日本語との違いも把握する、というスタイルで教えています。
私はどちらかといえば、英語を勉強として教えているというよりも、英語の小説を存分に楽しんでいただきたくて生徒さん方の読書のサポートをしておりますが、英語学習をしている方には、
一冊をこのような形でじっっっくりと味わいつつ、他の本をどんどん速読していく、あるいは短編集などで、短い一編ずつを速読→精読、と繰り返していくのをお勧めいたします。
外出できない今、読んでみたかった英文小説、好きな洋画や翻訳本の原作を、じっくり読んで味わってみませんか?
私のインスタアカウントでは、「英文読み方教室」で実際に私がお教えしていることを公開しています。
Instagram URL ; http://instagram.com/mic_hi_m
普段ZOOMを使って対面でお伝えしている読み方を、文字情報だけでお伝えするのは、あまり長すぎないことを考慮すると、本当に少しづつしか進まないのですし、わかりづらいところも多々あるとは思うのですが、暇つぶしにでも楽しんでいただけるかもしれません。
ブログともどもよろしくお願いいたします。