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「パディントン」と英語に於ける丁寧語

こんにちは

 

語順読みで洋書読破

「英文読み方教室 オンライン」

 

講師のMichiです。

 

今日は、前回に引き続き映画の話題。

「パディントン」です。

 

私は子供のころから

パディントンのお話が大好きで、

いつもぬいぐるみを抱えておりました。

 

数年前、映画の予告が公開されたとき、

「パディントンが本物の熊すぎて怖い」

と、話題になりましたが、

パディントンは、くまのプーとは違い、

暗黒の地ペルーから来た本物の熊、

という設定ですので、

私はとてもうれしく思いました。

 

それよりも、

ストーリーが現代に置き換えられ、

ちょっと雰囲気も違うお話になっているらしいことが懸念されましたが、

映画は1も2も、上出来でした。

 

さて、今回のタイトル、

「英語に於ける丁寧語」ですが、

日本では、

英語では上下関係がなく、

対等に喋る言葉、

という印象が強いのではないでしょうか。

 

確かに、アメリカ英語はその傾向がありますが、

イギリス英語では、

日本語に近い、尊敬語、謙譲語を含む丁寧語、と呼べる表現があり、

パディントンは、非常にきれいな丁寧語を話すところが愛らしさのポイントの1つです。

 

ここでは

人に何かをお願いするときを例にとって説明します。

 

「窓をあけてください」

という表現。

 

中学校で習うのは、

Open the window,please.

ですね。

これは、依頼よりも丁寧な命令、といった感じです。

お願いするのであれば、

 

Please open the window.

の方が、より丁寧です。

次に

Will you open the window,please?

^

Would you open the window,please?

^

Can you open the window,please?

^

Could you open the window,please?

^

Would you mind opening the window,please?

^

Would you mind if I ask you to open the window,please?

 

といった感じで、丁寧な言葉になります。

過去形で始まる方が、より謙譲語、という印象です。

(各文とも、pleaseをつけなければ、よりくだけた印象です)

 

映画「パディントン」をまだ見ていらっしゃらない方は、

パディントンの丁寧で美しい英語に耳を傾けてみてください。

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