LとRの発音
日本人が気にする英語の発音
№1は、
なんといっても
LとR
ではないでしょうか。
こんにちは
講師のMichiです。
これは、私の体験談ですので、
絶対に大丈夫、とは言えないかもしれませんが。
私がロンドンで
メークアップアーティストをしていた時分、
photographerのRickのスタジオへ行かなければなりませんでした。
Rickは、他のアーティストたちとスタジオをシェアしていたので、
ドアベルを押して、Rickが出るとは限りません。
スタジオに着き、
ドアベルを押すと、
男の人が出てきたのですが、
その時私は、まだRickの顔を知らなかったため、
この方が、Rickとは限りません。
そこで尋ねたのですが、
私は緊張して
Rickを咄嗟にLickと思ってしまったのです。
ドアの前で名刺を確認するべきでした…。
私ははっきりと、大きな声で
「Lick(舐める!)はいらっしゃいますか?」
と聞いたのです!
相手の男の人は不思議な顔をしていましたが、
私は「Lick!Lickです!Lickのスタジオはここですか?」
と何度も「舐めろ!舐めろ!」と言ってしまったのです(恥)
しかし、相手の方が気づいてくださって
「Oh ! Rick!!彼のスタジオはここだよ」
と言って下さった時、
私は自分が「リチャードさんの略称」と「舐める」
を、間違えて発音していたことに気が付きました。
今思い出しても恥ずかしい真っ黒歴史ですが(笑)、
そんなわけで私は
「LとRを間違えても、ちゃんとわかっていただける」
と知ることになったのです。
こんな恥ずかしい「やっちまった歴史」を持つ
私ですが、だからこそ、
日本人の持つ
「完璧な発音」を強いられたことによる
英語アレルギーについてよくわかり、
「日本人の不得意な発音なんて、
そんなにきちんと発音できなくたって
大丈夫なんだよ。
意外と伝わるんだよ。
大切なことは“伝えたい気持ち”だよ」
ということを皆さんにお伝えしたいのです。
発音について、もう少しお話があるのですが、
それはまた次回で。