英会話上達は、読むことから始めよう!

語順で読めるようになることが英会話上達への近道です「語順読みで洋書読破 英文 読み方教室」講師 MichiのBlogへようこそ

「下手くそな英語」の会議

こんにちは

和訳しないで語順で読む

「英文読み方教室」

の講師 Michiです。

 

前回の、「発音って、そんなに重要じゃない」話の続きです。

前回の記事はこちら↓

michi-english.hateblo.jp

 

さて、

 

私の知り合いのお医者さんから聞いた話なのですが、

ある学会で、

議長のドイツ人医師が、最初に

「これは“下手くそな英語”の会議です」

と、仰ったそうです。

 

やはり、世界各国からお医者さんが集まる学会でも、

日本人でなくとも英語が苦手なために、

発言を躊躇してしまう人がいらっしゃるのでしょうね。

 

特に、医学は言わずもがな理系なので、

いくら頭のよいお医者さんでも、

文系科目である

外国語習得

については、苦労なさってる方が

世界的に大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

 

公用語として、英語で会議はするが、

下手でもどんどん発言してください、

という意図を持ったであろう

この議長の宣言は

素晴らしいものだと思います。

 

ちなみにドイツ人は、

th の発音が苦手のようですよ。

 

これは

「コッホ先生とぼくらの革命」

という映画で出てきます。

 

第二次大戦中に

イギリス帰りの英語の先生から

英語を習う生徒たちが、

他の先生たちから嫌われて

学校を追い出されてしまいそうになるその先生をかばうために

「thの発音ができなければ、英国には勝てません!」

というのです(笑)

生徒たちみんな、thの発音には相当苦労してました。

 

そんなわけで、英国に勝とうと思わなければ、

thの発音もそんなに重要ではありませんが、

 

ただし、

英語圏の国の大学に留学するとか、

会社のリプリゼンターとして、

英語圏の国の、ある地方や都市で

自社製品のプレゼンをしなくてはならない人は、

その場所(行先の国ではなく、大学や会社のある場所)出身の人から、

事前にその土地の発音を教えてもらうことは、しておくといいかもしれません。

 

現地の発音ができれば、より耳を傾けてもらえますでしょうし、

例えば、オックスブリッジでは、

きれいなクイーンズイングリッシュを、

少し吃音のような話し方ができることが、

賢さの証、のようになっていますが、

少しそれができていれば、

親近感を持ってもらえるでしょう。

 

それから、日本の学校で、

学生さんが音読するときは、気を付けてくださいね。

先生に叱られます(笑)

あと、スペルの間違いにもつながってしまいますので。

 

文章の読み方については、

学校の「長文読解」で混乱してしまった人は、

ぜひ「語順読み」

を体験しにいらしてくださいね。

 

今あなたが「読まなくてはならないけれど、わけのわからない長文」を使って

読み方のコツをお教えいたします。

 

私の弟は、長文読解が大の苦手でしたが、この方法を理解して、ぐんぐん読めるようになり、みごと青学に合格しました。

 

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