英会話上達は、読むことから始めよう!

語順で読めるようになることが英会話上達への近道です「語順読みで洋書読破 英文 読み方教室」講師 MichiのBlogへようこそ

英語と私

こんにちは

和訳しないで語順で読む

「英文読み方教室」

講師のMichiです。

 

今日は、私がなぜ英文の読み方教室を始めたのか、

そのきっかけを少し…。

 

私は、英語が大っ嫌いだったんです。

高校の頃。

 

中学では、中学受験に失敗したため、

すぐに高校受験のための塾に入れられ

毎日英語の授業があり、

それは、小学校では習っていない

新鮮なものだったこともあって、

わりと好きでした。

 

しかし、高校受験直前くらいから

だんだんと怪しくなり、

それでも何とか、

志望校を受けられる水準にいて、

合格もしたのですが、

そのころ名古屋では、公立高校受験に

「学校群制度」というものがあり、

2校ずつ組み合わされた1つの群を受け、

合格したら機械的に2校に割り振られる、

という制度でした。

 

私の行きたかった高校は、

全然魅力を感じない高校と組み合わされていて、

私は見事その、無魅力高校に合格してしまったのです。

 

学校に行く気もなくなるほど落胆する毎日の中、

特に英語!

英語がどんどんわからなくなっていきました。

長文読解の、あの、まるで漢詩を読むときのように

前から飛んで後ろの方を読んで、そこからまた前に戻る、というような、

いったい何をやっているのか、途中途中には知らない単語も出てくるし、

全然楽しくない!

わけがわからない!

つまらない!

と、いうことで、高校の英語の授業はほぼ、寝過ごしました。

 

そんな3年間でしたので、他の教科もほぼ寝過ごし、

好きな科目だけは寝過ごしていても好成績、という学生さんだったのですが、

まわりがぞくぞく志望大学を決めていく中、

ちょうどバブル期で、

クラスメイト達が

「大学に入ったら思いっきり遊ぶんだー」

と言っているのを尻目に

「遊ぶために大学行くのって変」

と、なにも決めないまま遊んでいたんです。

(今考えたら、私の方がよっぽど変)

 

そんなある日、ある事情から

(あまりに何も決めようとしない私を心配したのか知りませんが)

「留学してみる?」と母に言われた私は、

自分の英語アレルギーなど顧みず、

その頃イギリスのロックやファッションが大好きだったので

「ロンドンに留学する!」

と即答していたのでした。

 

そうと決まってしまったので、もう安心して

舞い上がり、その後も英語の勉強なんて一切しませんでした。

ぎりぎり卒業できた…というくらいでした。

 

そんな、英語と無関係の生活をしていた私でしたが、

ロンドンに到着し、タクシーでホームステイ先に向かい、

そこで Landlady(イギリスのホームステイ先は、よく聞くアメリカのような“パパママ”的な感じはなく、朝食夕食などは一緒にとりながらお喋りもしますが、もう少し距離感があり、下宿人と下宿先の主人、と言う関係なので、下宿先のご夫婦は landload&landlady と位置づけられ、呼ぶときは名前で呼びます)と会い、下宿先のご家族とあいさつをし、食事を共にして、翌日、学校にたどり着くまで、言葉が通じなくてパニックになる、ということも案外なく、なんとなく自分の言葉も通じ、なんとなく相手の言っていることも理解でき、

 

「あれ?私、意外と英語、使える」

 

という印象でした。

 

学校では、英語を全く喋ることができない人に対しても、英語のみで教えるカリキュラムがしっかりと確立されており(ちなみに私は、下から2番目のクラスからのスタートでした)、よくわからないのですが(笑)、英語しかわからない先生が英語だけを使う授業でも、さほど辞書を使うこともなく、なんとなく日々英語への理解が深まっていくという感じで、半年くらいで、

「日常生活には全く困らない」という自信がつくとともに、英語という言語の面白さ、美しさ(特にイギリス人独特のちょっと皮肉交じりの会話や、表現方法、また、クイーンズイングリッシュの発音の美しさ)にハマっていました。

 

そしてケンブリッジ英検のFCEに合格。

(ケンブリッジ英検のグレードなどについてはこちら)

 

そのころには、週に3回は、1日3本立てでやっていた名画座に通い、ほぼ毎晩小さなライブハウスに通い、ほとんど日本語には接しない生活を送っていました。(学校は1日3時間だったので、たっぷりと自由な時間があったのです。私にとっては、今でも宝物のような時間です。)

 

その後、下宿を出て、一人暮らしをしたり、イギリス人や他のヨーロッパ各国の友人とルームシェアして暮らし、車の免許を取ったり、以前からやりたかったメークアップアーティストの養成学校に通ったりしました。

 

メークの学校を卒業すると、日本では事務所に入り、見習いから始められますが、イギリスではまず自分でカメラマンや雑誌社に売り込んでいく、という方法でしか、プロのメークさんにはなれませんので、無料でモデルさんのポートフォリオ用の撮影に参加させてもらって、自分のポートフォリオ用の写真を集めていく、カメラマンと知り合う、などして、少しずつお金をもらえる仕事につながっていきました。

 

その間、どうしても取りたかったケンブリッジ英検CPEにも合格しました。

 

しばらくメークの仕事を続けていましたが、体調を崩し、泣く泣く帰国。

 

 

実家に帰ると、弟が浪人していました。

この弟、前年度には、国内のド底辺大学しか受けられない状態で、

そこも落ちる、という人だったんですが、

浪人中、何かのきっかけでやる気スイッチが入り、他の科目はぐんぐん伸びていったのですが、英語の長文読解だけがどうしても苦手で、全然理解できなかったのでした。

 

ある日、助けを求められた私は

カンタンに「そんなの、前から順番に読んでいくだけじゃん」と言ったのですが、

そのころには私は、物を考えるのも英語で考え、英語で喋った方が楽、くらいになっていましたので、当然英語は前から順番に読んだり聞いたりして理解するものになっていましたが、

思い出してみると、日本の学校での、あの、漢詩のごとく読んでいく方法、あれでみんな(まあ、みんな、ではないかもしれませんが笑)、わけがわからなくなっているんじゃないか、と気づいたのです。

 

そんな風にわけがわからなくなっている弟に「前から読めばいい」とだけ言っても、読めるはずがありませんので、「前のめり」で前から読んでいく方法を教えました。

 

すると、簡単に読めるようになったのです。

そして弟はその年、青学に合格したのでした。

 

あれからもう、何年もたちますが、

今年の春先に、高校受験のお子さんを持つ友人とお喋りしていて

「長文読解が全然わからないらしくてさ」

と聞いたんです。

 

そのとき

「そんなの前から順番に読むだけじゃん」

と、あの、何年も前に弟に言った言葉と同じ言葉を私は言っていたのでした。

 

友人のお嬢さんは、翌日試験だったため間に合いませんでしたが(でも、志望校に合格されました)、私もそうだったし、弟もそうだった、そしていまだに

「長文読解わけわからん」は続いている。

わざわざ日本語に翻訳しないで、前から順番に、英語の文法で(というと、また難しく感じるかもしれませんが、日本語を読むときに日本語の文法用語が必要ではないように、英語の文法用語も必要ではありません)読んでいけば、こんなに簡単で、楽しく読めるのに…。

 

そして、この「長文読解わけわからん」が、ひいては、英会話に対する恐怖心も植え付けているのではないか、と気づいたのです。

 

中学生、高校生の皆さんが、

「長文読解わけわからん。英語、きらい」

に、なる前に、

また

「英語なんて難しい。嫌い。学校卒業したからもう関わりたくない。…でも、ちょっと読めたり、喋れたり、できたらいいのにな」と思っている大人の皆さんが、

 

「なんだ!こんなに簡単だったんだ!」

と思えるような教室が、私にはできるかもしれない、

そう考えて始めたのが、この

「英文読み方教室」

です。

 

名古屋とその周辺の、

“英語が嫌いだけど、ちょっと気になってる”皆さん、

 

ぜひ無料体験に来てみてください。

お待ちしております。

peraichi.com